あたたかいご縁のある場所 すみだ川ものコト市
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ご応募ありがとうございました。
下町ならではの距離感で楽しめるものづくりの世界は、いよいよ10回目を迎えます。
墨田区で春と秋の年2回だけ、実行委員とボランティアスタッフ、そして出店者で大事に作り上げてきた手作り市です。今では区外からの参加者、出店者も多く、参加店舗数は100以上にもなり、毎年この時期を楽しみにしている方も多い。
今年も、隅田川・言問橋のすぐ傍、牛嶋神社の境内と隅田公園で『第10回 すみだ川ものコト市』が2016年4月16日(土)に開催されます。
今回は、この『すみだ川ものコト市』を一緒にサポートしてくれるボランティアスタッフを募集します。
すみだ川ものコト市は、実行委員と出店者、そして今回募集するボランティアスタッフが一緒になって作り上げている墨田区を代表するイベントの一つです。
雑貨をはじめ、墨田区の人気飲食店の出店や音楽ライブ、ワークショップ、リラクゼーションなどが行われます。
「ものコト市はどんな人でも参加できる市です。ものづくりが好きな方や地域のことをもっと知りたいという方には、ぜひ参加してみて欲しいです。」
そう話す、ボランティアリーダーの瀧口さん。
去年のボランティアスタッフはどんな感じでしたか?
「昨年は全員で30人くらいでした。男女比率は半々くらいですね。50代以上の方も、会社員も、学生もとにかく幅広い層の人がいるので、世代間交流ができるかもしれません。」
「親子でボランティア参加してくれる人や、毎回参加してくれるレギュラーメンバーもたくさんいます。」
具体的にどんな仕事ですか?
「まずは、出店者さん到着前に、出店者ブースの区分けや設置、公園内にはゴミもあるので掃除をします。出店者さんが来たら机を運ぶなど各ブース設営のサポートをします。」
「開催中は、ビラ配り・自転車整理・出店者サポート・インフォメーション(受付)業務・忘れ物対応、ワークショップの人集めなどです。あとは、その都度起こったことに対応するという感じです。例えば、ライブが始まる時は、来場者の方に呼びかけをしてもらったりとか。」
「最後に、撤収作業をして終わりですね。撤収後は、出店者やスタッフみんなで打ち上げを行います!ものコト市スタッフの醍醐味、たくさんの人と話せるチャンスでもあるので、ぜひ最後まで参加してもらいたいですね。」
イベント開催時間は、6時間。そのうちの2時間は各自休憩時間を取れるようになっており、お客さんとしてお買い物を楽しんだり、のんびり木陰で休んだりもできます。
「できれば、短時間ではなく丸1日空けて参加することをオススメします。短時間だとどうしても仕事だけになってしまってスタッフや出店者と関係性ができずに終わってしまうのは惜しいなぁと。せっかくなら丸一日参加して、ボランティアスタッフのおもしろみを存分に味わってもらえたら嬉しいです。」
ものコト市に出店する作家さんは、『スタッフの方が良くしてくれるから』といった理由で出店される方も多いんだとか。トラブルが少なく、来場者はもちろん出店者も安心して参加できるイベントと区内外からも評判は高いが、その空間を作っているのはスタッフに他ならない。
「作家さんって1人で出店する方も多いので、お昼休憩やトイレなどに行けないこともあります。そういった時がボランティアスタッフの出番です。『何か買ってきましょうか?』『店番代わりましょうか?』と言ったことを、聞いて回っています。来場者はもちろん、出店者や関わる人たちが心地よく過ごせる環境を作ることが一番の仕事ですね。」
昨年、初めてボランティアに参加した大槻さんは、その楽しさを肌で感じているよう。
「ものコト市に限らずボランティア自体が始めてでした。転勤でこっちに来て、たまたま住んだのが墨田でしたが、東京に慣れることに精一杯になりすぎていたのが、最初の1年目でした。」
「でも、ちょっと生活に慣れて余裕が出てきた時に、住んでるのに墨田区を全然開拓できてないし、イベントも行ったことがなかったので、何かおもしろいことないかなと思って。そうした時に調べていたらたまたま見つけて参加して、それからものこと市で知り合った人たちの集まりやお店にちょっとづつ顔を出していくうちに、地域の繋がりが広がっていきました。」
ボランティアスタッフをやってよかったことは?
「ものコト市は、集まる人たちの空気感によって素敵になっていると思うので、そういった人たちとの繋がりができることがなによりだと思います。瀧口さんともこういう機会がなかったら知り合わなかったし、普段から会える人が増えてこの地が好きになったかな。」
「それと、ボランティアスタッフの仕事に関しては、全部がフォーマット化されていなくて、気づいたことを自由にやらせてもらえるのは、やりがいがありますね。」
今ではその出会いを活かし、別のイベントに参加したりと積極的に活動しているそう。
イベント開催前には、実行委員・出店者・ボランティアスタッフ、みんなが集まって開催する決起集会や説明会が行われる。もちろん全てに参加する必要はないが、開催前から一緒にイベントを作り上げていくのもこのイベントの魅力です。
また、リーダーの瀧口さん主導、ボランティアスタッフで地域の拠点を巡りながら、第10回ものコト市の宣伝チラシ配りを行う『自転車ツアー』も計画中のよう。
最後に、このイベントに参加してくれる方に一言お願いします。
「ものコト市は、素敵な出会いがある場所だとよく言われます。会場がものづくりの心や思いやりで溢れているからでしょうか。参加してもらうと、きっとあったかい何かとのご縁がありますよ。」
「それと、ものコト市は、今回で10回目の節目になります。出店者の方にも、『10』に関する仕掛けや工夫をお願いしているので、そういったところも今回は楽しんでもらえたらと思います。」
今年もきっと牛嶋神社にはたくさんの笑顔が溢れるはず。
そんな『すみだ川ものコト市』を一緒に盛り上げてみるのもおもしろいかもしれません。
皆様のご応募、お待ちしております。