ものづくりの世界へようこそ 第8回 すみだ川ものコト市
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墨田区では大小様々なイベントが毎週のように行われている。
その中でも規模の大きなイベント、ものづくりの町のすみだの手づくり市「すみだ川ものコト市」が、2015年4月5日(日)に今年も開催される。
このイベントで、当日のお手伝いをしてくれるボランティアスタッフを募集されています。
今回の開催で第8回目を迎える「すみだ川ものコト市」は、墨田区内外のこだわりのある作家さんや店舗、アーティストが、隅田川沿いの牛嶋神社境内に集い、1年に2度、春と秋に開催される手作り市だ。
今でも色濃く残る伝統工芸と生活工業というモノづくりの精神、下町文化はすみだの特色として息づいている。その中には、昔と変わらぬ人と人との繋がりがあり、そこには助け合い、分かち合いながら生きる人々がいる。
そんな場所で開催されるこのイベントのコンセプトは「モノづくりの真ん中で息づく コトとの出会いを橋渡し」。
すみだ川ものコト市は、ヒトとヒト、モノとコトとの出会いの橋渡しをするイベントだ。
第8回のみどころについて、ボランティアリーダーの瀧口さんにお話を伺った。
「春のものコト市は、すみだ川沿いの桜が舞う中での開催です。春の風を感じながら、魅力的な人たちと丁寧に作られた品々、美味しい食べ物や心地よい音楽と出会えるなんとも贅沢な空間になります。今回は新しい出店者さんも多く迎えてまた一段とにぎやかになりますよ」
事務局メンバーはどんな感じですか?
「陶芸家にイラストレーター、女装ライター、OL、音楽プロデューサーなどなど、とーっても個性豊かな仲間たちで、わきあいあいと進めてます!」
今年は物販が約77組(手芸、木工、革小物、ジュエリー、陶芸、ニット、ぬいぐるみ etc.)、飲食が約15組、ワークショップが約17組(革小物、友禅体験、苔玉、缶バッジ、紙ノートetc.)、ミニライブ 約4組(柳原陽一郎、海藻姉妹、柳家小春、リクルマイ&The K)を予定している。
ボランティアでは、約100ブースある会場の案内や受付をはじめ、出店者さんのサポートも仕事のひとつだ。会場づくりや後片付けのお手伝い、場合によっては一緒に販売することもある。
こういった出店者さんとのやりとりや繋がりが作れるのも、このイベントの魅力だ。
森の飲食ブースは、隅田公園内ですみだの人気店の食事が一度に楽しめる贅沢なエリアだ。
こういったすみだのイベントは、ここで知り合った関係がそこで終わるのではなく、不思議とその後も続いていくことが多い。
ここで飲食店の方と仲良くなって、後日お店に遊びに行くなんてことも少なくない。
もし自分がいつかここに出店したいと思うなら、まずはボランティアとして参加してみるのもいいと思う。
次に繋げたい、これをきっかけに何かしたい、始めたいと思っている方にもおすすめだ。
会期中は、交代制となるためボランティアスタッフももちろんイベントを楽しむ時間はある。
飲食ブースで食べたり、物販エリアで購入することだって可能だ。
瀧口さんは、墨田区内のカフェで働きながら、ボランティアリーダーを務める。
ボランティアスタッフに参加したきっかけは?
「その場にいた人たちがとても輝いていたからです。自然と笑顔があふれてくるものコト市にもっとふれたい、最初はそんな気持ちでした。実際、気持ちいいつながりがたくさんできました」
どんな方が向いてますか?
「どうしたらもっと、市が素敵な場所になるか、みんなが楽しくなるか、一緒に考えて動いてくれる方だと嬉しいですね。みんなで手作りしていく市なので」
たった1日だけのイベントだが、本当にたくさんの出来事がぎゅっと詰まったすみだ川ものコト市。何を目的に参加されるのかは人それぞれだと思うが、スタッフにしかできない出会いや体験があるはずだ。
今年はどんな”モノ”と”コト”、そして”ヒト”に出会えるだろう。
その瞬間にぜひ立ち会ってみてはどうだろう。