地元の魅力を語る仕事 すみだまち処
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ご応募ありがとうございました。
東京ソラマチ5Fに、墨田区を魅力的に紹介するフロアがある。
墨田区観光協会が運営する「産業観光プラザ すみだ まち処」だ。
ここのひとつ「すみだの歳時ゾーン」で、”旬のすみだの魅力”を伝える仕事のお手伝いをしてくれるスタッフを募集されています。
産業観光プラザ すみだ まち処は、東京スカイツリーの観光客に地元である墨田区の下町文化の魅力を発信する拠点として、2012年5月に東京ソラマチ5Fにオープンした。
すみだの特産品を観て触れてものづくりのまちの魅力を紹介する「すみだの特産ゾーン」、
すみだモダン認定商品を紹介する「すみだのものづくりゾーン」、
産業・文化・歴史・観光などの情報を、総合的に案内する「すみだのまちあるきゾーン」、
様々なイベントを開催し、旬のすみだの魅力を伝える「すみだの歳時ゾーン」
の4つのゾーンから構成されている。
店内は、東京スカイツリーの天望台からの途中にあるため、下町ならではの路地・横丁をイメージしており、通り抜けることにより様々な発見があったり、ワクワクする仕掛けが用意されている。
地元の人でもなかなか見ることができない、職人さんの実演ブースも。観光客だけでなく地元の人でも楽しめるのも魅力的だ。
今回募集している「すみだの歳時ゾーン」は、週単位でイベントを開催し、旬のすみだの魅力を発信している。
もちろんここで開催されるイベントは、全てすみだに関わる内容ばかりで、観光客の方や地元の方もたくさん見に来る人気エリアだ。
今回の募集の背景を、担当の瀬戸さんにお聞きした。
「人員の配置変えや就職、結婚が重なって、急遽募集することになりました。そのため採用後すぐに働ける方、たくさんシフトに入ってくれる方を求めています」
「私のアシスタントとして腰を据えて働いている方を求めていますので、今回の募集は社会人の方に限らせていただきます。希望としては月に15日~20日くらいは入ってもらいたいですが、社会人の方であればバンドをやってるとか芸術をしてるといった、何か掛け持ちされているような方でも大丈夫です。実際に演劇をやりながら働いてるメンバーもいます」
現在のすみだの歳時ゾーンのメンバーは、社員が4名、アルバイトが4名(うち3名が学生)の計8名となっている。
10名程度でのシフト編成が理想なので、今回は3~5名ほど積極的に採用していきたいそうだ。
「接客の仕事がメインですがパソコンの得意な方には、事務処理もお願いしたいと思っています。特にこれしかできないといった制限はないので、積極的な方は色々と挑戦していってもらってもいいです。
開催されるイベントは基本的に私が出展者の方に声をかけさせていただいてますが、イベントの企画自体から関わりたいという意欲的な方も大歓迎です」
どんな方に来てもらいたいですか?
「接客の仕事になるので、人と話をすることが好きな方・得意な方、前向きな方、好奇心旺盛な方です。あとは下町が好きな方で、それ以外の経験や経歴は一切問いません」
展示内容によっては、ワークショップなどのお手伝いをすることも。
メンバーの中には、出展者のお手伝いとして来ていた方が、その場で瀬戸さんからスカウトされて働くことになったなんて方もいるとか。
ここで働く方は、ほとんどが墨田区在住だ。
ふだんからすみだの町や物に触れ、地元の人と交流しながら生活している。
知識として知ってるだけでなく、墨田区の空気感も感覚として身につけている。
「すみだ まち処は、墨田区の魅力を伝える発信拠点でもあるので、地元の方に発信していただきたいという想いがありますので、基本的には墨田区在住か近辺の方に限らせていただいています。交通費が時給に含まれているのも自転車で通える方を想定しているためです。」
もちろん、ここで聞かれることはすみだのことだけではない。
東京全般の案内を求められることもあるし、外国人のお客様もいるので、臨機応変に対応できる必要がある。英語のスキルはなくても大丈夫だそうだが、取材中も外国人のお客さまが次から次へとやってきて、英語のスキルがある方は活かせる仕事だ。
週単位で変わる展示では、その間に必ず搬入・搬出といった作業が発生し、この搬入・搬出をお手伝いすることもある。
重たい荷物を運ぶこともあれば、魅力的に見えるディスプレイ方法を出展者の方と一緒に考えることもある。お客様だけでなく出展者とのコミュニケーションも必要になるが、普段の生活ではなかなか会うことができない職人さんやクリエイターたちに会えるのも、この仕事の魅力だ。
この仕事で大変なことは?
「搬入や搬出には出展者の方が来られますが、展示が始まると毎日出展者がいるわけではありません。その時は我々が出展者さんに代わり、お客さまに商品の魅力を説明をしなければいけません。そのため事前に商品のことをしっかりと理解し、説明できなければいけません。同じ内容・業務ではない点は、このゾーンの大変さでもあり面白みでもあります」
展示内容によっては、商品を販売する展示もある。その際は、販売のお手伝いをすることもあるので、お金や出展者さんの大事な商品を扱うこともある。
「土日や連休など周りが休みの時に休めないということはありますが、環境的にはとても働きやすいと思います。急な残業などもありませんし、フレックス制なので5時間以上働いていただければ自分で時間を設定していただけます」
「ソラマチを訪れる方に”すみだ”の魅力を伝えたい!という方、ぜひご応募ください」
基本的にすみだの歳時ゾーンで採用されると、他のゾーンへの移動はないそうだ。
今回募集する「歳時ゾーン」は常に決まった展示や販売があるわけではない。他のゾーンに比べると柔軟性が問われそうだが、そのぶん経験できることや学ぶことは多い。
観光客の方に、すみだの魅力をアピールしたい熱い方にはうってつけだ。