こんな時代だから対面を大切にしたい

新型コロナウイルスの影響で、すみだの仕事も新規の取材依頼がなくなってしまいました。コロナ以前にご相談いただいた取材も、感染リスクを考慮し、延期とさせていただいております。

オンラインで取材を始めたメディアさんも多いとは思いますが、すみだの仕事は墨田区に住むライターとカメラマンが、現場に訪れることを大切に運営してきました。雰囲気はもちろん、駅からの距離感、立地、社内の明るさ、匂いなど、肌でしか感じられないこと、地域に住んでいるからこそ分かることを文章に落とし込んできたつもりです。だからこそ、オンラインでの取材は「すみだの仕事らしくない」と考え、体勢を変えて無理に続けるよりも、状況が落ち着くまで取材自体を停止することにしました。

取材をストップして数カ月。この間に状況が大きく変わった方も多いと思います。会社が苦しい状況になってしまった、お店が閉店した、そんなニュースも耳に入ってくるようになり、当然ながら求人の依頼はまだまだありません。しかし、コロナが落ち着いたら取材をしてほしいという連絡や、こういう時代だからこそ改めて地域に目を向け、我々と一緒に何かできないかと連絡くれた方もいて、ただ立ち止まっているだけじゃなく、すみだの仕事だからできることや、これまで育んできた地域の繋がりを活かしてできることはないだろうかと、日々考えるようになりました。

東京では再び感染者数が増えていることもあり、まだまだすぐには取材ができますとか、一緒に何かやりましょうとは言えない状況ではありますが、これからやってくる新しい世界に向けて、次の一歩を踏み出していけたらと思います。

ひとまず、取材のご相談は基本的に受け付けてはいますが、コロナでサイトの運営方法が少し変わり、日程調整が以前にも増してさらに難しくなっております。取材を希望される場合は、なるべくスケジュールに余裕を持ってお問い合わせいただければ幸いです。また、求人の取材以外にも発信の部分など、墨田区で働かれている方の力になれることがあれば、ご相談に乗らせていただきたいと考えております。具体的に何ができるかは今はまだ分かりませんが、まずはご相談ください。