株式会社 ワンズコピー
2017.03.10(金)

子どもたちの笑顔のために 株式会社 ワンズコピー

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ご応募ありがとうございました。

ワンズコピー

仕事、家事、育児、全てを完璧にこなすのはとても大変なことです。
そして、どれかのバランスが崩れてしまうと、生活全体が揺らいでしまうかもしれません。

「ハウスクリーニングや整理収納などの空間づくりを通して、その人自身や家族の人生を作ります。これが私のテーマです」

うわべだけをキレイにするお掃除や収納ではなく、根底にある問題にしっかりと向き合い、サービスを通して生活全体を改善していく。今回は、そんな生活のお手伝いをする『空間コーディネーター』を募集します。

ワンズコピー

株式会社ワンズコピーは、ハウスクリーニング・整理収納・家事代行を行う会社です。
2010年に設立して、今年で7年目。現在は、墨田区東駒形にあるご自宅の一角を事務所にして運営をされています。

対象となるお客さまは、一般の家庭をはじめ、企業などのオフィス、飲食店、クリニックや薬局、マンションや社員寮などで、現場に行って清掃業務や片付けなどを行います。

大手の清掃業者との違いは、単に掃除や片付けなどの家事代行をするのではないということと、単発での部分作業ではないこと。

定期清掃をメインとして長期的にお客さまに関わりながら、空間づくりを通して生活全体を改善し、うまく循環する仕組みづくりを提案されています。それによって、時間と心にゆとりと癒しをもたらし、人生と未来を輝くものにしていこうとされています。

 

まずは、代表の佐和田さんにお話を伺ってみました。

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この会社を始めるために起業をしたのは、30代のはじめ。
それまでは、歯科衛生士としてフルタイムで働きながら、お子さんを育てる忙しい毎日を送られていました。

今しかない子供との時間に一緒にいて話を聞いてあげたい。それなのに仕事や家事に終われる毎日で、普段なら怒らないことでもつい怒鳴ってしまう。そんな時、虐待されるニュースを見てなんでこんなことが起こってしまうんだろうと思う反面、自分がギリギリのラインにいることに気づいたと言います。

「みんな何かの拍子なんだと思うといたたまれなくなったんです。それで世の中の子供を救うために、家事をアウトソーシングしてもらえるお掃除やさんをやろうと思って起業したんです」

「子供の欲しいものは、お菓子やオモチャじゃなくてお母さんの笑顔だと思うんです。私が代わりに掃除をすればお母さんはいつも笑顔でいられて、子どもたちも笑顔になる。この循環を作ろう。単純ですけど、これが起業のきっかけでした。今でもそれがあるから頑張れるし、やるしかないなって思っています」

起業を決意した佐和田さんは、日本ハウスクリーニング協会というNPOに入り、今では『NPO法人日本ハウスクリーニング協会認定指導員』、『一般社団法人日本家事代行協会理事』、『一般社団法人日本整理収納協会統括指導員』を務めるまでになりました。

 

実際の仕事の様子を取材させていただくため、車に同行させていただきました。

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移動中の車内では、これから伺う現場の作業内容や手順の確認、スタッフへの指示出し、気をつける点などを頭の中で確認、整理されているそうです。

今日伺うお宅で注意されている点はありますか?

「こないだ洗面所の窓ガラスを掃除し忘れて、お電話いただいたんです」

え?忘れた?

「最後にやろうと思ってたら、そのまま忘れてしまってすぐにやり直しさせてもらいました」

こうしたちょっとしたミスは指摘されないことも多く、不満が溜まり辞められてしまうそうです。だから、ミスをしたときになんでも言ってもらえる関係性を築いておくことで、今回もフォローができたと言います。

「この仕事は、スキルよりもコミュニケーションです。お客さまはずっと見てるので手を抜けば丸見えだし、このくらい分からないだろうは通用しない世界です。だから、やる人によって差がすごく出ます」

個人の能力差は、どうやって埋めるのでしょうか?

「なぜこの仕事が必要なのかを言い続けて伝えます。それくらいの気持ちじゃないとこの業界は難しいので、はっきり言って仕事には厳しいと思います」

「でも、はじめは想いやモチベーションが強くなくてもいいんです。お金だけって考えではなくて、一緒にやって楽しいと思えるとか、やる意味をちゃんと見い出せる人なら大丈夫だと思います」

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移動には、遠いところだと2時間かかる現場もあります。お客さまの多いエリアは、目黒区。その他は、中央区や文京区、江戸川区なのでどうしても移動が多くなります。ただ、長い移動は負担も大きいので、エリアについては改善をしていきたいそうです。

車で約1時間。

今回のお宅に到着すると、それまで和やかに談笑していた佐和田さんの表情がきりっと引き締まるのが分かります。

まずは、この日一緒に作業をする外注スタッフさんと合流します。人数がまだ少ないのもあり、作業のボリュームや内容によってはこうしたヘルプをお願いするそうです。この日きてくださったのは、佐和田さんが理事を務める協会で、独立起業認定講座を受講され独立された方。

「外注の方でも手を抜く人がいるので、うちは自分の先生くらいの人だったり、一緒に頑張ろうと思える方にお願いしています。せっかくお客さまはうちを選んでくれてるので、そこを惜しむのは違いますよね」

 

お邪魔させていただいたのは、品川区にある橋本さんのお宅。
定期清掃のサービスで2ヶ月に1度訪問しています。

佐和田さんに依頼をしようと思ったきっかけや、実際に利用してみた感想を伺ってみます。

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橋本さんは、もともと大手の清掃サービスを頼まれていたそうです。
佐和田さんに切り替えたきっかけはなんだったのでしょうか?

「なんとなくで大手のサービスを2年くらいお願いしていたんですが、だんだん馴れ合いになってしまったんですね。喋りながら作業して生活にすごい入りこむ感じや、会社のマイナスイメージを話したりして、ちょっと嫌かもって思ってたんです」

「そんな時に佐和田さんと出会って、すごくテキパキされててさらっとしたお人柄だったので、やってみようと思いました」

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以前の会社と比べてどうですか?

「お料理が好きなんです。だから、導線が良くて使いやすい台所だと自負してましたが、これワンクッションありますよねとか、ホコリが溜まっちゃいませんかとか、取る時に危なくないですかって言われて、思い当たることがあったんです。そうした提案は前にお願いしてた会社にはないところでした」

ただキレイにするだけ、ただ片付けをするだけではなくて、お客さまがどういう問題を抱えていて、どうしたら使いやすいか、どうしたらこの状態を長く保てるかを相手の目線に立って考え提案する。

「今まで、ものがいっぱい置いてあって佐和田さんが来たとき以外は掃除できなかったんです。だけど、何も置いてなければさっと拭けばキレイにできる。これはこれまでなかった感覚です」

「でも、モデルルームみたいなところだと落ち着かなくて、すごいシンプルに暮らすことが心地いいわけではないんです。何が良くなったかと言うと全部を自分で把握できてること。ここにこれがあるとか、この近くにあるはずって科学的に分かってるからすごい楽になりました」

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キッチンを見るとものが多いのに、とてもスッキリした印象を受けます。

貼られているたくさんの付箋は、取り出さなくても中身が分かる一工夫で、これも佐和田さんのアイデアなんだそう。

「はじめに全部ものを出させられて、これってこんなに必要ですか?って問いをされました。これは1種類でいいなとかこれは人にあげようとか、そういう形で分類ができたことが衝撃で、自分にはぜんぜんない『収納には分類が大事』ということに一番はまりました」

ハウスクリーニング以外の整理収納は、今ではほとんどご自身でされるそうです。

「ハウスクリーニングをお願いしていると、2ヶ月に1度リセットできるのは安心だし、ストレスがぜんぜんなくすごい気持ちが楽になりました。なによりも、どのくらい収納できるかが分かり、無駄なものを買わなくなりました。これは生き方が大きく変わる、それくらいの出来事でした」

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橋本さんのように、他社にサービスを頼んでいた人から相談されるケースは多いそうです。

お客さまがこの会社を選ばれる理由って、なんだと思いますか?

「全部が悪いとは言いませんが、フランチャイズのお店は自社のスタッフじゃなくて、協力会社の外注さんなのでアタリハズレも多いんです。安くてもいいって方もいて、価格競争が起きてます」

「協会としてもこれは変えていこうとしている最中で、受講してくれたスキルのある人が薄利みたいなことをやらないで済むように、なんとかしてあげたいと取り組みをしているところです」

清掃会社は、キレイにすることが仕事です。
しかし、こうした価格競争などでサービスが低下し、ちゃんとキレイにすることが出来ない会社がとても多いのも現実問題としてあるそうです。

ワンズコピーが他の会社と違う点は、キレイにすることはもちろんですが、家事代行だけ、ハウスクリーニングだけ、といった部分的なサービスの提供ではなく、トータルにできること。

「まずは、空間を作って人が住みやすい家にする。次に汚れを落とす。使えば汚れるので、またキレイにする。パーツだけではだめなんですよ。そうした循環をトータルでやることで、その人の人生を良くします」

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ちょうど取材の日は、新しい男性スタッフの方の研修が行われました。

新しく入る方には、現場に入る前に必ずディスカッションをし、あとは現場で覚えていきながら、足りない分はMTGや勉強会が行われます。

「挨拶の仕方、靴の脱ぎ方、技術、いろいろと覚えてもらうことはたくさんありますが、あとからでいいんです。やっぱりマナーとメンタルがとにかく大切なんです」

「いくらスキルがあっても人間はずるいので、あそこはいいやってだんだん引き算して、結果おかしなものができあがる。プラスしていくようなメンタル、心構え、気持ちをしっかり伝えていきます」

この仕事は未経験でも大丈夫ですが、一人で現場に行けるようになるには、早い人で3ヶ月。
そこには、経験はもちろん認定講座の資格も必要になります。

「コーディネーターとしての認定資格が必要なので、ハウスクリーニング協会の認定講座を受けていただきます。もちろん費用は会社で全額負担しますが、しっかり集中してやってくれる方でないと絶対に3ヶ月でできるようになりません」

一般のご自宅に上がらせていただくという点で、気をつけていることはありますか?

「スタッフには、入社の際に必ず書類の提出をしてもらいます。お客さまの話は漏らさないなどのお約束ごとや、身元保証人を付けてもらったりもします。やっぱり信用第一なので、これをすることでスタッフの心構えも違ってきます」

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以前は、他に4名の従業員さんが働かれていたそうです。

しかし、きつい、きたない、きけんと言われる3Kイメージが強いこの業界は、なかなか働きたい人は少なく、ハードな肉体労働ですぐに辞めてしまうことも少なくありません。

「イメージはやっぱり良くないんです。だから、需要はたくさんあるのに供給ができていません。でも、清掃業界のイメージを変えていきたいと思っています。3Kを多くの人が誤解していて、この仕事は『かっこよく、キレイを創り、キラキラ輝く未来をつくる』だと、受講生やお客さまには伝えています」

ゆくゆくは現在ご自宅にある事務所を移し、少しずつ会社としての体制を整えたり、佐和田さん自身も子供を持つ母親ということもあり、働きたいけど働けない方を応援できる環境を整えていきたいそうです。

「これまではきちんと採用する準備ができていませんでした。事務所も自宅の一角でしたし、繋ぎで雇っていたのでスタッフとあまり関わりが持てず、簡単に休まれたり辞めてしまったり。ぜんぜん言いたいこともお互い伝えられなかったので、今後はしっかり働いてくれる人と一緒にやっていきたいです」

「子育ての状況は十分わかるので、そういった方にも働いてもらいたいです。子供のことでなにかあれば相談してもらったり、現場によっては融通がきくところもあるので、一緒に働きやすい環境を作っていきたいです」

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この業界のことを知ってもらいたい、もっとたくさんの子供の笑顔がみたいと、佐和田さんはセミナーなどの講師活動や本の執筆などを積極的に行っておられます。

セミナーは、一般の方に向けたものから、この業界で独立起業したい方、一般企業や大手ハウスメーカーさんの展示場など、さまざまな場で発信を続けています。

「伝え広めるために会社を作りましたが、自分ひとりじゃ手が回りません。講座を聞いて独立してくれた人や同じ気持ちの人がたくさんいたら届けられるし、少しでも幸せな子供ができるはずなんです」

「だから、会社を大きくするためにも仲間を増やしたいんです。このままで良いか悪いかで言うと、いいのかもしれません。自分の食べる分だけ稼いで、リスクも借金もなくて。でも、何のためにこの仕事を始めたのか振り返ったときに、自分の理念、会社理念にそれでは全く合ってないんです」

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どんな仲間と一緒に働きたいですか?

「いろいろ提案をしてくれて変えていきたいです。こうしたらいいよねってことまでやってもらわないと会社は伸びないので、一緒に大きくするつもりくらいの方が来てくれたら最高ですね」

「あとは、ずるくない人です。素直で明るくていいワケしない、失敗しても嘘つかない人。この仕事は、正直に言ってもらうことがとても大切です。例えば、現場でものを壊したとします。その場は取り繕えたとしても、お客さまが気づいた時に知りませんじゃ済まないんです。形あるものは壊れて当たり前なので、まずは正直に謝ってからその後のことは考えたらいいんです」

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この仕事のやりがいはなんでしょうか?

「はじめは気がつかないかもしれませんが、一軒ずつ空間をキレイにしていくたびに自分の心もだんだんキレイになって行くのに気がつきます。この感覚はやみつきになるはずです」

「それに、ビフォーアフターがよくわかりますよね。1日でガラッと変わるので達成感がものすごいんです。すごく喜んでくださいますし、ありがとうと本当に心のこもった感謝の言葉がいただけることもあるので、最高にやりがいのあるお仕事ですし、自身の私生活にもとても役立つ知識を仕事を通じて学べます」

ただ、こうした達成感は大変さにも繋がることもあります。
同じ場所に行く定期清掃の性質上、せっかくキレイにしたところが汚れていてがっかりすることもあるんだそうです。

「やってもやってもエンドレスって思う気持ちも分かります。でも、だから私たちがいるんです。使えば汚れるのは当たり前なので、そこを助けてあげることが私たちの役目だと思っています」

佐和田さんにとって仕事や一緒に働く仲間は、どういう存在でしょうか?

「スタッフさんは、お金を稼いできてくれる道具ではありません。一緒に明るい未来創りをしてくれる仲間です。人生の中で長い時間を過ごすお仕事は、絶対に意味のある物でなくてはなりません。たくさんの事を学び感じ取り、人を思いやる事の出来る人間になり自身のセルフビジョンへ進んで欲しいです」

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最後に、いじわるな質問をしてみました。

この会社を始めたことで、佐和田さん自身子供との時間が取れなくなったのではないでしょうか?

「それはみんなに言われます(笑)…実際そうですね。ただ、ダラダラ過ごせばいいってものでもないと思うんです。子供は親の背中を見て育つし、ないがしろにせず頑張る姿を見せれば伝わるはずです。送り迎えとかしてあげたいけど、だからっていい子に育つとは私は思いません。接するときにちゃんと集中してあげればいいと思います」

取材に同行させていただいて感じたのは、佐和田さんはとても正直で素直な人だということ。

思ったことははっきりと言ってくれるし、すぐに行動に移す。たぶん言わずにはいられない性格なんだと思うけど、そのあっさりした性格と仕事に対する誠実さは、スタッフにもお客さまにもきっと伝わっているはずです。

一人でも多くの子どもたちを笑顔にするために、佐和田さんと一緒にチャレンジしてみてください。

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