2019.02.26(火)

住まいに、誠実な会社 株式会社 駿河屋

こちらの求人は募集が終了しました。
ご応募ありがとうございました。

駿河屋

日常生活において、自身の健康を考えた暮らしというと、食事や運動に気を配るといった自分の行動に対する事柄が浮かぶ人が多いかもしれません。では、住まいという点で健康についてどこまで考えたことがあるでしょうか。

私たちの生活において温もりのある住環境は、心や身体を癒すだけではなく、さらにはその空間にいる人たちのコミュニケーションも生み出してくれる大切な場所です。

駿河屋

墨田区向島には、住まいに誠実に向き合い、素材の素晴らしさやつくり手の想いを伝えることを大切にした空間づくりを手掛ける会社があるのをご存知でしょうか。

株式会社駿河屋は『私の住む家に使いたい』を基準に、住まう人の健やかな暮らしを追求し、厳選した自然素材を使用して住宅づくりを手掛けている会社です。

住まう人の健やかな暮らしを思いながら住環境をつくる駿河屋で、今回は『総合事務職』の社員を募集します。

木の香りや温もりを感じるオフィスで、先輩社員や4月入社予定の新入社員の方に、仕事のことや自身の駿河屋への想いなどを伺いました。

駿河屋

とうきょうスカイツリー駅から徒歩5分程のところに位置する駿河屋は、現在6名の従業員がいて少数精鋭で日々の業務にあたっています。

創業から360年以上の歴史を誇り、現在当主を務める一桝靖人さんで九代目となります。

駿河屋は、古くから材木商だったそうですが、時代の流れとともに住宅業界は短期間で効率的に建設することが求められるようになっていきました。次々と建っていくアパートやマンションの素材はより安価なものが採用されるようになり、次第に本物の木材が使用される機会が減少していきました。

駿河屋

厳しい状況が続き、現当主の靖人さんの父である八代目から九代目の靖人さんへ事業承継する際に、材木業は廃業しました。

しかし、父や祖父が積み重ねてきた想いを知る九代目の靖人さんが、コツコツと実績を積み重ね今再び本物の木材を扱う建築・不動産会社として、お客さまの暮らしを豊かにしています。

「入社したら、まずは電話やお客さま対応から少しずつお任せする範囲を増やしていきます。ぜひ、いろいろなことに携わってほしいと思っているんです」

駿河屋

コーポレートカラーであるオレンジのジャンパーを着て、やわらかな笑顔で出迎えてくれた雪村さんは、駿河屋歴12年目のベテラン社員。

誰よりも代表の一桝さんの想いを理解し、駿河屋を支えてきた一人です。

事務職といっても、これという決まったものではなく、広くさまざまな業務を行うのが特徴的です。まさに、ゼネラリスト。最初は、お客さまの受付応対からはじまり、書類作成、顧客管理、経理そしてときには建築現場で着工式の準備や司会のほか、イベントの企画運営を行うこともあります。

入社1年後には、会社全体のことが理解できている状態を目指して業務を行っていきます。

駿河屋で働くにあたって大切なことは、どのようなことでしょうか。

「意思を持って、自ら考え積極的な提案や行動ができること。視野を広く、さまざまな角度から物事を見て作業にあたれることだと思っています」

駿河屋

2人の子を持つ母でもある雪村さんは、子育てがひと段落したのを機に再び働くことを決め、かつて設備会社にいた経験を生かし住宅業界に関わる職を探していたところ、偶然ここの求人を見つけ入社に至りました。パートとして入社し、社員へとステップアップしてきました。

「一言でいうと、社長は熱い人。物事を決断するスピードも早く、行動力があってバイタリティのある方です。厳しさももちろんありますが、決して社員を置きざりにすることなく、私たちの声にも耳を傾け、やっていることをしっかり見てくれているんです」

「前向きに向き合っていくと成長できる場所だと思っています。総合事務職は、裏方ではあるけれど業務内容は多岐にわたります。最初はしっかりサポートをしながら進めていきますが、駿河屋の想いに共感し、成長意欲や人の役に立ちたいという気持ちを持って、自ら考え行動する人と一緒に仕事ができたら嬉しいです」

昨年まで工事部の担当、事務の担当と部署を分けて、それぞれが担当の仕事に取り組んでいましたが、少数の従業員だからこそ業務の垣根を越えて、ひとつのチームとして互いに補完し合いながら業務を遂行していく体制に切り替えたのだそう。

部署名も各担当の部署名ではなく『住まい作り事業部』と統一。こうした変更も、社員の意見を積極的に取り入れている駿河屋ならではだと感じます。

駿河屋

若手社員の方たちにも、仕事内容や駿河屋で働く理由を尋ねてみました。

「最初は何をしたらいいかもわからなかったのもあり、上司についてさまざな現場に行き必死に過ごしているうちに、毎日気づいたら夕方になっているというぐらいあっという間の1か月でした」

そう話してくれたのは、入社わずか1か月という施工担当の二宮さん。以前はバス会社で働いていましたが、建築の世界で働きたいという思いがあり、リフォームや自然素材というキーワードで転職先を探していたところ、求人WEBメディアを通して駿河屋の存在を知ったのだそう。

「自然素材を使った家づくりをする会社はほかにもありましたが、形式が同じで型にはまったものを届けるのは、ぼくの中では違和感があったんです。しかし、駿河屋は素材をとことん追求しながらお客さまそれぞれのニーズに合わせ叶えようという想いで住まいづくりをしていること、自然素材が健康につながるということを、出版されていた駿河屋の本を読んで衝撃を受けました」

「これだけの知識や情報をしっかりとお客さまにも伝えている会社ならば、自分にとっても勉強になり成長できると思ったんです」

ホームページや本を読み込み『ここだ』と思った二宮さんは、すぐに履歴書を提出するために電話をかけ、翌日には雪村さんに直接会って話をするという行動力を発揮し、その熱量が評価され入社することになりました。

駿河屋

午前8時の掃除、朝礼からはじまり、1日2~3軒の現場へ足を運び大工さんや設備会社の人たちとのコミュニケ―ションを取りながら、現場監督として日々学びを深めている二宮さん。

1年後には、小規模リフォームを一人で手掛けられるようになることが目標なのだそうです。

「駿河屋では、目標設定シートというのを作成して、3か月ごとの目標も立てながら年間目標を設定して、上司と相談しながら業務を決定していきます。今は、価格や素材の名前を覚えるとともに、工事の工程も先輩たちに分からないところはしっかり確認しながら勉強しているところです」

10年後には一人前となってどんな現場でも施工管理ができるようになりたいと想いを語り、何よりも周りにいるメンバーと楽しそうに話している姿が印象的で、すっかりメンバーとして溶け込んでいます。入社して1か月が充実していた様子が伺えました。

続いてお話を伺ったのは、4月入社予定で現在は駿河屋のインターンをしている花村さんです。

駿河屋

「入社を控え、今はインターンとして現場作業や広報活動を主に担当しています。現場の様子をSNSに投稿したり、ホームページの記事を書くといったことをしています。入社するのが非常に楽しみです」

爽やかに、そして丁寧に話す花村さんは、すでに内定していた他業界の会社を断り、ここで働く道を選びました。

「就職活動では、広告や人材、ITといった分野の会社を中心に見ていました。どの業界もやりがいを見出すことはできたかもしれないのですが、ぼくの中で『本音でできる仕事』そして『自分で作り上げたものを届ける』という点にひかれて決意をしました」

「親戚には空間デザイナーやインテリアデザイナーの仕事をしている人がいたので、幼い頃から空間デザインや建築に関わってみたいという想いはありました。おしゃれで素敵な会社がたくさんある中で、駿河屋は自然素材を追求し身体にいいものであるといった情報を丁寧に伝えているのを知り(お客さまに対しても)本音で商売ができると思ったんです」

駿河屋

ほかにも、駿河屋では住まいづくりのプロとして、お客さまの理想の暮らし方と物件のミスマッチが起きないようにすることを目指し、不動産業を取得して仲介業務も始めています。そんな取り組みによって『住まい』についてお客さまに価値を提供する幅が広がることに、花村さんは魅力を感じているようです。

「職種にこだわるというより、興味関心があって本気でやりたいと思えばどんな職種も挑戦させてもらえる環境があるのは嬉しいです。まずは、自分自身がしっかりと現場の知識や建築を勉強し、リノベーションや自然素材にこだわる日本一の会社として駿河屋を世の中に定着させる活躍ができるようにしたいと思っています」

インターン生でありながら、すでに駿河屋に大きな成果を残しています。

先程お話をお聞きした施工担当の二宮さんが入社するきっかけとなった求人メディアは、花村さんが社内で提案をし、運用を担当しているものでした。花村さんの積極的な動き、そして駿河屋の想いを伝える努力をしたことで、二宮さんのような熱意のある仲間を迎えることに繋がりました。

お二人とも会社の想いや取り組みに共感し、そして自身が成し遂げたい強い想いを持って業務にあたっているのが分かります。

駿河屋

現場作業や対外的な活動をメイン担当としている彼らが、より集中して活動できるようサポートをする大切な役割を担っているのが、雪村さんの総合事務職の仕事です。さまざまな業務を行うので、はじめは大変かもしれません。しかし、多様な業務に関わることでそれぞれの立場に立った物事の見方ができるようになります。

「新入社員の2人は、自分の息子でもいいくらいの年齢で本当に放っておけないなと思うのもあるのですが(笑)頑張る人たちをサポートすることが好きですし、喜びがありますね」

一人ひとりの仲間を輝かせることにやりがいを見出せる、そんな人が総合事務職には向いているのかもしれません。会社の理念に共感し『成長したい』『人の役に立ちたい』という強い気持ちがある人にこそこの駿河屋で挑戦してほしいそうです。

そんな雪村さんが、私の目標はね…と最後にこんな話をしてくださいました。

「定期的に『駿河屋を語る会』のような社内イベントを開催して、会社の未来とかを社内のメンバーで熱く議論するような会をやりたいと思っているんです」

わくわくした様子で熱く話す雪村さんを見ていて、お客さまだけではなく従業員の想いも大切にしている会社であると感じます。そして、自分たちの仕事に妥協せず、お客さまの心や身体が健やかでいられる空間を追求し続け、努力の積み重ねを大切にしてきたからこそ、360年もの歴史を紡ぐことができたのでしょう。

駿河屋

今後の駿河屋の展望について、九代目当主の靖人さんにお話を聞きました。

「ようやく駿河屋という名前を認知してくれるお客さまが増えてきたと思っています。今後もお客さまに満足していただける空間づくりをしていくとともに、社員にとっても、より幸せでいられる会社に成長させていきたいと思っています」

「新たな仲間となった二宮さん、花村さんたちのように、駿河屋で働きたいという人たちが増えていくような会社にしていきたいですね。当社は、事業規模を拡大していくことに舵をきりはじめました。社員のみんなが幸せでいられるように、より社内体制も整えていき、適正な会社規模を模索していきます。そして社員が『いい会社に入ったね』と周囲に言ってもらえる会社を目指していきたいと思っています」

今回の募集職種に限らず、彼らのような志を持った方であれば、花村さんのような新卒や他職種でもどんどんと採用し、会社を成長させていきたいと靖人さんは考えています。

駿河屋

今、世の中では働き方の選択肢が広がっています。きっと、暮らし方もさらに多様化していくのではないでしょうか。

住まう人に寄り添い、健やかに過ごせる空間をつくりあげる駿河屋は、ますますお客さまにとって大切な存在になっていくはずです。

本気で住む人にとっての『住まい』に向き合いサポートをする仕事。
そんな想いに共感できる方に、ぜひ駿河屋で思いっきり挑戦してみてほしいなと思います。

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