NIDOL for hair
2016.03.17(木)

20年目の巣づくり NIDOL for hair

こちらの求人は募集が終了しました。
ご応募ありがとうございました。

NIDOL for hair

たくさんある美容室の中から、自分のお気に入りってどうやって見つけるんだろう。

値段、接客、雰囲気、場所、サービス、技術、そして人。
お客さんが選ぶ基準はそれぞれだけど、今は選択肢が多いことは確かだと思う。

ちょっと髪型を変えるだけで人の印象は変わるし、気分も変わる。
だからちゃんとしたところでお願いしたいって人も多いと思う。

NIDOL for hair

そして働くスタッフにとっても選択肢は多い。

長年、美容師として働いてきた店主だからこそ分かる働く人の気持ち。それを追求したお店がここにはありました。ここならきっと長く働いていける。そんな風に思います。

今回は、NIDOL for hairで一緒に働いてくれるジュニアスタイリストとアシスタントを募集します。

NIDOL for hair

墨田区業平にあるNIDOL for hairは、去年の10月にできたばかり。場所は、四ツ目通りという大通り沿いにあり、東京スカイツリーから徒歩2分ほど。小さな空間で、人や車の通りは多いけどほっと落ち着けるお店です。

早朝、お店に行くと既にスタイリングをしてもらうお客さんの姿があった。
これから外出するために、朝早くから来店する方も多いんだとか。

NIDOL for hair

「20年以上美容師をやってきてますが、経営したり人を雇ったりするのって初めてなので、そのへんを分かってくれる人がいいですね。」

と語るのは、店主でありスタイリストの飯田さん。
美容師としては長いキャリアを持っているが、自分のお店を開くのはこれが初めて。不安やプレッシャーはあるものの、とても楽しそうに新しいお店のことや今の仕事を語ってくれた。

NIDOL for hair

「来月からスタッフが産休に入るので、その代わりとその子が戻って来ても、今後は3人体制でやりたいなと思っています。人数が少ないとお客さんに待ってもらう時間が増えて迷惑がかかりますし、お店として新しいことにも挑戦していきたいなと思っています。」

新しいこと?

「まとめ髪講座だったり、お母さんが子供の前髪切る時の説明会みたいなことをやりたいと思っています。今はお店の中だけですが、色々とできることはあって人が増えれば僕がそうした動きができるようになります。」

今は、飯田さんの他に前職で一緒に働いていたスタッフと2人で営業しています。

NIDOL for hair

このお店は、面影は全くないが元々はラーメン屋さんだった物件をリノベーションしており、店内で使われている家具の多くは自分で作られたそうだ。

「前の職場がそういうのをするところだったので、ワゴンなど作れるものは自分で作っています。」

「鏡も墨田区はガラス屋さんが多いので、向島で作ってもらってあとは木の枠だけ買ってきて。髪の毛って天然素材なので、お店で使うものには同じ質感で仕事したいなってのがあって、手作りで木を使ったものにしたり、薬剤もオーガニックで配合されていて体にしみづらいものですね。」

NIDOL for hair

飯田さんは、19歳から20年ほど六本木の美容室で働いていた。
元々、生まれも育ちも墨田区でいつかはここに戻って仕事をしたいと考えていたそう。

「父が浅草通り沿いで居酒屋を25年くらい経営していて、生まれも育ちも墨田区です。これまで地域に関わることはなかったんですが、結婚して子供が小学校に上がるので近くで仕事がしたかったのと、前の店の経験を活かして地元に貢献したいなって思っていました。」

そもそも、美容師を目指した理由ってなんだったんでしょうか?

「こうゆう地域に育ってるので、やっぱり手に職的なことを仕事したかったんです。この町って30年くらい前はサラリーマンをあまり見ない町で、畳屋さんとか印刷屋さんとかが多くて、自然と自分もそういう風にはならなかったんじゃないかな。」

NIDOL for hair

この業平で生まれ育った飯田さんから見て、今のこの地域についてどう感じていますか?

「美容室に限らず、このあたりはもうちょっと路面店が色々増えてくれるといいなと思います。しょうがないんですけど、個人店は路地裏だったり2階とか商業施設に入っちゃうので、コンビニやチェーン店が多いですよね。」

「そういった中でもこのあたりには美容院はいっぱいあるんですけど、地元の人の取り合いをするんじゃなくて、地元じゃない人が墨田区にわざわざ来てもらえる町にしたいので、地元の人もいるし外から好きで墨田区に来てくれた方も、髪切りに来たり爪やりに行ったり、カフェやレストランに行くような町になって行って欲しいなと思います。」

NIDOL for hair

お店は、段差が少なくバリアフリーになっており、奥には半個室が用意されているのがお店の大きな特長となっている。

独立して良かったことってありますか?

「以前の職場だとお店が終わってからトレーニングがあったので、時間外でお客さんを受けられなかったけど、今はニーズに合わせやすくなりました。」

「ただ、アシスタントがいっぱいいるわけじゃないので、予約を重ねたりできなくて、メリットデメリットはあるんですけど、一人一人の方にちゃんと丁寧にできるようになりましたね。」

さきほど来ていた早朝のお客さんもそうだが、そういった変則的な時間のニーズや予約無しでふらっと来たお客さんに対応できるのも、個人店ならではなのかもしれない。

NIDOL for hair

お店からは東京スカイツリーがすぐそこに見える。
押上駅のアクセスの良さのおかげで、以前からのお客さんも多く来てくれるそうだ。

「今、お客さんの割合は男女半々くらいですね。年齢も色々です。最近住み始めましたって若い方が徐々に増えていますが、半分くらいは六本木の時のお客さんです。押上って半蔵門線が通ったことによって意外と来やすいみたいで今でも通ってくださっていますが、一番遠い人で群馬から来られる人もいます。」

昔からのお客さんが今でもここに通ってくれる理由ってなんだと思いますか?

「たぶん付き合いが長いからだと思います。15年以上も担当させてもらっている方もいて安心感を感じてもらえてるのと、前のところはちゃんとしたお店だったので、技術的にも信頼いただいてるのかな。」

飯田さんの技術に信頼を置いているのは、お客様だけではない。
ここで一緒に働いているスタッフの杉井さんもその一人だ。

「技術的には、飯田さんの技術を私も信頼してるんでここで働きたいなって思ったし、私が前の会社を辞めた時のお客さんの反応と、飯田さんが辞めた時の反応ってやっぱり違ったし、安心して何も言わずにやってくれる方のところにまた来たいって思ってもらえるのかな。」

NIDOL for hair

杉井さんも、美容師歴は11年のベテランだ。
飯田さんとは、前職で10年ほど一緒に働いていた。

以前は上司だった飯田さんの印象ってどうでしたか?

「黙々と口数少なく仕事する感じでした。ただ、その会社全体がそういう感じで、みんな技術を磨く人みたいな、匠っぽい雰囲気出してました。」

「その前に働いてたところが結構わいわいやってたので、黙々とやってるスタッフが多いなというのが印象的でした。ただ、私自身そういう風なのを求めていて、やりにくさはぜんぜんなかったですね。」

10年ほど同じ店で働いていた二人だから、当然既に息はピッタリ。
お互いとても働きやすいそうだ。

「飯田さんは聞けば教えてくれるし、汲み取ってたぶん分かんないんだろうなってところも指摘してくれたりします。すごく向上したいんだろうなって人にはすごい教えてくれますね。」

NIDOL for hair

このお店に誘われた時はどう思いましたか?

「飯田さんだったら結構回りを見て、スタッフのことを考えてやってくれる人だったので、働きやすそうだなって思いました。」

「それにお子さんもいて、奥さんって美容師じゃないので、そういう方がいる感覚の人の方が、結婚生活の環境を分かってもらえるかなって思いました。」

杉井さんは、現在妊娠中で来月から産休に入る。夏頃には戻って来て、保育園次第で復帰する予定だそうだが、飯田さんはいつ帰って来てくれてもいいと言う。

「僕は、仕事よりもそっちを優先してもらおうと思ってるので、半年とか1年で帰って来てとかは言ってないので、自分のタイミングで戻って来てもらえたらいいかなと思っています。それまで人が増えないなら、それはそれで一人でマイペースにやろうかなって。」

「前の職場も、仕事自体は楽しいし、お客さんもスタッフも良かったんだけど、帰るのが平均して深夜1時くらいで、朝早くて夜遅いとなると結婚して子供を作ってっていうのは難しいなと。だからもうちょっと働きやすい職場を作りたかったんです。僕自身今は随分生活が変わって、割と時間が作れるようになりましたし。」

NIDOL for hair

どんな人と働きたいですか?

「厳しくはないと思いますが、打たれ強い人がいいですね。あんまり気にしないとか。あとは、器用な人よりもちょっと不器用なくらいの人の方がいいかもしれないですね。器用な人ってちょっとやってできるようになって、こんなもんかってなっちゃうよりは、ちゃんとした技術を身に付けたいって方に、色々と学んで行ってもらいたいと思っています。」

「美容院って今はすごく多いんですけど、人の入れ替わりが激しくて低価格でバンバンやるみたいな形で、人を育てないようなお店ではなくて、自分のお店がこういう感じってのが伝わる、伝えてくれる人材を作りたいなと思っています。」

技術力がある人よりも一から育てていきたいと?

「そうですね。半端な知識だったり癖がある方よりも未経験くらいの方でもしっかりと教えていきたいと思っています。僕らも技術指導を受けて育ってきたので、それと同じくカラーリングの勉強だったり、カットの仕方なんかをここに入って覚えて行ってもらえたらと思います。」

「できる人を連れてきて働いてもらうのは簡単なんでしょうけど、お客さんがこのお店から出て行く時に、僕とスタッフが作ったものがぜんぜん違うというようなことにはしたくないんです。」

多くの美容院では、営業時間後にトレーニングを行い深夜にまで及ぶことが多い。
お店にとってはその方がいいし、飯田さんも長年そうやってきた。ただ、そうなると終わりの時間が見えず延々と遅くなってしまうため、ここでは勤務時間の空いてる時間を活用してやっていけるような環境にしたいそう。

NIDOL for hair

このお店では、カウンセリングとコンサルティングを重視しており、一人一人のお客様の要望を丁寧に汲み取るようにしている。

「初めて来る人だったら今日の格好で判断しがちですけど、聞かないと分からないし、普段帽子を被るかどうかとかドライヤーするとかしないとか、聞いて伝えるということを僕らは今まで学んで来ています。」

「例えば、刈り上げって言うと坊主のことを言う人もいればもうちょっと長い人もいたり。実際は刈り上げる技術を言うんですけど、この人の刈り上げってこれくらいのことを言うんだなって、汲み取る技術が必要です。何でその形にするのかを第三者が聞いて、ちゃんと理解してもらって、そうしてようやく切り始めるんです。」

さらに、10日間という技術保証を設けているのもお客様の要望に合わせてなんだそうだ。

「技術保証って大体のところは1週間なんですけど、今ってみなさん忙しいので1週間以内に来られない方もいますよね。だからその間なら、もうちょっとパーマ強くしてほしいとか弱くして欲しいとか明るくして欲しいとかってことをできるだけ対応させてもらおうと思っています。」

NIDOL for hair

最後に、飯田さんがお店の想いをこんな風に話してくれた。

「地域貢献したいのとスタッフの生活が上がるようなお店にしたいなと思っています。これまでは地域に関わるようなことは全くしてこなかったんですが、『NIDOL』ってのは巣づくみたいな意味もあって。地元で巣を付けて馴染んで行くって意味も込めています。」

「なので、うちだけが盛り上がっても意味がないので、新しい方にはここで技術を磨いて、例えば独立して近所でお店を出すとか、地域を盛り上げていって欲しいなって思います。」

新しい一歩を歩みだした飯田さんとこのお店。
共に成長し、ゆくゆくは一緒にこの地域を盛り上げていきたいという方は、ぜひチャレンジしてみてください。

その他の記事

PAGETOP